皆さんは恒星名といったら何を思い浮かべますか?今回のテーマはアルデバランです。牡牛座(おうし座)にある一等星です。
漢字
アルデバランの漢字
アルデバランの漢字には星へんに它(ダ)を入れました。
この漢字にした理由
アルデバランの名前の由来であるアッダバラーン(意味:後に続くもの)のダに它(ダ)を当てました。它にした理由は特にありませんが、鉈(なた、タリウム)という漢字を参考にしました。
偶然だけど綺麗な配置
ぎょしゃ座と今回のアルデバランがあるおうし座の星々はとても綺麗な配置をしています。
図のように左のプリジパティから二つの線を横に線を引くと恒星同士のペアがたくさんできます。最終的に線はP Hyadumで綺麗に収束します。恒星を含め宇宙の天体は常に流動しているので、今の時代偶然この配置になっているだけですがとても綺麗です。特にヒアデス星団は星々がほぼ等間隔で綺麗に釣り鐘型(ヒアデス星団の和名は釣鐘星)を形成しており、非常に魅力的です。また、見かけ上ヒアデス星団内に存在しているアルデバランはヒアデス星団の釣り鐘を形づくっている5つの星の1つですが、アルデバランはこの星団には属していなく、ヒアデス星団(140~150光年)に比べ大部手前(約70光年)にあります。(残りはすべてヒアデス星団内の恒星)ヒアデス星団の綺麗な釣り鐘型は星団外の恒星アルデバランによって綺麗に成り立っているというのもさらに魅力的です。
アルデバランへの思い出
アルデバランは私が恒星名に興味を持った当初に、星の大きさを比較した動画を見た時に知りました。名前がかっこよくとても印象的で、お隣のカペラと一緒によく眺めていました。私の好きな赤色巨星でもあり、個人的に最も好きな星の一つです。
国際天文学連合による正式名称はアルデバラン(Aldebaran)。
似た漢字
舵(かじ)、柁(かじ)、蛇(ヘビ🐍)、陀(ダ)、駝(ダ)=駱駝(ラクダ)のダ、沱(ダ)など。
参考にした漢字
鉈(なた、タリウム)
イラスト
六芒星の入った舵輪とヒアデス星団
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