皆さんは恒星名といったら何を思い浮かべますか?今回のテーマはアンタレスです。さそり座(蠍座)に位置する一等星で、非常に有名な星です。
※ページの最後には今回の漢字と類似した実在する漢字を載せています。
アンタレスの漢字
アンタレスの漢字には星へんに奄(エン)を入れました。
この漢字にした理由
アンタレスの名前の由来は火星に拮抗する星を意味するそうですが、それに関する漢字が思い浮かばなかったので“アンタレス-Wikipedia”に載っていた掩蔽(えんぺい)の掩(えん)の右側を当てはめました。これは自分が前記のページで、月や太陽系内惑星がアンタレスを隠す星食(掩蔽)という現象と言葉を共に初めて知ったためという個人的な理由です。アンタレスをエンタレスとし、エンタレスに掩の右側の奄(えん)を入れました。
アンタレスへの思い出と思い
アンタレスは名前の由来(火星に拮抗する星)通り火星と色がよく似ています。自分自身天体観望を趣味にした当初は赤く輝く火星の光を赤色超巨星の光だと思い込んでいました。その後starchartというアプリでその赤い星を調べたところ、火星だとわかりアンタレスの名前の由来に納得しました。アンタレスの赤色はアンタレス自身の膨張による外層の低温化に起因しますが、火星の赤色は火星の大地を覆う酸化鉄(錆)の色が原因です。また、アンタレスは星自身が光っている“恒星”で地球から遠い点光源ですが、火星は太陽光を反射して光っているだけの"惑星"で地球に近い位置にある面光源です。双方肉眼で見ただけではよく似ていますが、色や光の発生メカニズムは全く違うというところに魅力を感じます。ちなみに赤色超巨星とは質量の大きな恒星がとる最終形態で、アンタレスも赤色超巨星です。
アンタレスと火星をイメージ(比率は違う)
名前からするにアンタレスと火星はライバル的な存在?
類似した漢字
俺(おれ)、淹(い‐れる)、唵(アン)、㭺(アン)など。
参考にした漢字
掩(えん)、庵(あん)
その他
国際天文学連合による正式名称はアンタレス(Antares)。
名前の由来はWikipediaから引用。
アンタレスに興味が湧いた方はアンタレスで検索してみてください。
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